こんにちは!
マツワ イシンホーム鳥取店 営業の松田です。
今回は木造住宅で最も大切な「木」の話です。
イシンホームではヒノキと欧州赤松を採用しています。建物仕様により使用場所は変わってきますが、基礎外周部の上にくる部分の土台と建物外周部の柱は必ずヒノキを使用しています。
ヒノキは耐久性が高く古来より建築資材として重宝されており世界最古の木造建築である法隆寺もヒノキを使っています。
イシンホームの柱には全てこのシールが貼ってあります。法隆寺のイラスト付きです。
ただヒノキはやはりコストが他の一般的な木材に比べて高いのが難点なのですが、全国に展開しているイシンホームのスケールメリットを活かして廉価でご提供させていただいています。
ではなぜ、コストが高いヒノキをあえて使用しているのかといいますと、ずばりシロアリ対策です。
ヒノキはシロアリに強い!とはよく言われますが、正直に申し上げてヒノキでもシロアリには食べられます。
ただ杉などに比べると圧倒的に食べられにくいのは事実です。
では、シロアリに食べられない家を建てようと思ったらどうするか?
まずシロアリは土中にいますので土から上がって来れないようにします。基礎工事の際に土間コンクリートの下に防湿シートを敷き込みベタ基礎にする事でかなり予防できます。
そして大切なのはとにかく木材を乾燥状態に保つこと。
シロアリがやってくる仕組みはまず木材にカビ(腐朽菌)が発生しそこにシロアリがやってきます。
ヒノキは調湿性が高く、さらにイシンホームで使用しているヒノキ集成材は含水率15%以下にしているためこの時点でかなりシロアリ対策となっているのですが、さらに床下で空気をまわす「エコアイ換気」で床下の乾燥状態を保ちます。シロアリが好む湿度は70%以上ですので湿度がこれ以下でしたら活動は極端に下がります。
私はイシンホームが大好きなのですが、このあたりよく考えてあるなぁと感心します。
エコアイ換気のお話しはまた今度詳しくさせていただきますね。
私のこんなマニアックな話を聞きたい方はぜひご連絡をお待ちしております。
もうお腹いっぱいです、となるまでお付き合いさせていただきます笑 それだけお家作りって奥が深くて楽しいですよ。