こんにちは。
マツワ イシンホーム鳥取店 営業の松田です。
今日3月11日は2011年に甚大な被害を引き起こした東日本大震災から14年となる日です。
被災地の一日も早い復興と被災者皆様に以前の生活が取り戻せますよう心より祈念申し上げます。
数年事に日本各地で起こっている大地震、近い将来の発生が予測される南海トラフ地震も含め、いつ起こるかわからない大地震への備えは喫緊の問題となっています。
イシンホームは早くからSMRC(スマーク)という会社さんの製品を採用し減震、免震に取り組んでいます。
イシンホームは元々、代表の石原さんが阪神・淡路大震災のボランティアに参加された際にその被害状況を見て、同じくボランティアに来られていた職人さんと共に安心な家を提供することを目指されたことからスタートしたグループです。
地震で被害に遭われ、命を落とされたり怪我をされる方は地震による家屋の倒壊だけではなく、倒れた家具により下敷きになったりドアが開かず避難できず火事に巻き込まれたケースもあり、特に阪神・淡路大震災ではこのことが死者数が大変多くなってしまった原因です。
このことから早くからイシンホームでは倒れない作り付け家具を標準としたり対策を講じています。
その中でもSMRC社の減震・免震製品も長年採用されており実際に熊本地震などでも効果は実証されています。
仕組みは写真にあります「ねこ免震パッキン」を基礎と土台の間に入れます。
ちなみに「ねこ」とは基礎と土台の間の隙間の事です。猫の額という言葉があるようにみたいに狭い隙間の事を建築用語でねこっていいます。
このパッキンの上を土台が滑ることによる摩擦力と基礎と土台を繋げているアンカーボルトのバネ効果で減震効果が得られます。
まずは百聞は一見にしかず、次の動画をご覧ください。(音出ますのでご注意ください)
こちらが一般の住宅です。
こちらが「ねこ免震パッキン」を使用したイシンホームの家です!
私が重すぎて違いがわからないかもしれませんが、札の揺れ方を見比べてみてください。その違いは歴然です。
「ねこ免震パッキン」は震度7を震度5に軽減します。人が立っていられる震度は5までと言われますので転んで怪我したり家具が倒れるのを防止します。
震度7クラスに耐える家は今や常識ですが、家が倒壊しなくても中にいる人が倒れて怪我をして逃げられなくなったら、その時もし火事でも起きたら、と考えたら倒壊しない家づくりはもちろん、揺れ自体を抑える免震装備は必ず必要と思います。
動画にあります震度7体験装置は当社の円護寺モデルハウスでいつでも体験していただけますのでぜひ一度体験いただけましたらと思います。